福井県美浜町の美浜町地域づくり拠点化施設整備事業となる美浜町道の駅「若狭美浜はまびより」新築工事が完成となり、若手社員の完成見学会を行いました。
木のぬくもりを感じるデザイン性に優れた内外装は、屋根の軒天の羽目板張り、内部天井の下地さらし又は構造部の鉄骨の塗装仕上げ、壁のセメント板素地仕上げ、木の化粧欄間などで納めています。定例会議などで綿密な打ち合わせと現物サンプルの製作を実施しながら施工を行い、品質・安全性を確保しました。
新たな拠点となる嶺南注目の道の駅の完成に、最後まで安全に施工できたこと、観光客だけでなく地元の人に利用される建物に携われたことを嬉しく思います。
【若手社員の感想】
・建築材を素地で活かした仕上げ(壁仕上げ・木毛板、軒天隙間に見切りを廻さない等)が多いため、自然味のある空間が体験できました。
・普段目にする建物では隠ぺいして見られない部分(天井裏の配管等)を敢えて見せることで、吹き抜けの空間ができ、開放感のある居室が印象的でした。
建築材を活かし、仕上げにこだわって施工されたことが伝わりました。
・現場事務所では、設計様との打ち合わせを通して建築材をどのように見せれば美しく見えるか(木毛板の目地幅、ビスの色)等をセッションして決められたというお話を聞き、改めて皆でより良い建物を造っていると実感し、建築の面白さを学ぶ機会となりました。
