弊社の協力業者でもある東工株式会社さんのお取り計らいにより、富山県黒部市にある「YKK AP」の各製造所ならびに施設を視察させて頂きました。
社内で１年に数回行っている若手を中心とした勉強会の一環として行ったもので、社外へ出てのこういった研修は自社の施工中の現場を見学する以外は初めての試みでした。
YKK APの親会社であるYKKは言わずと知れたファスナーの世界トップメーカーであり、1934年創業だそうです。
その後ファスナーの製造技術を利用して取り組んだアルミ建材への参入は1960年頃で、私達に関係のあるサッシメーカーとしての歴史は僅か60年程度ですが、こちらに関しても今や世界トップクラスとなっています。
今回視察する上で秘密情報管理の観点から、現地で見たものはそれぞれの記憶に留めるだけという事になりましたが、弊社の社長が好きなドラマにセリフとして出てきそうな内製化された部品あるいはユニット化した製品をエンドユーザーの立場に立って機能性向上に役立てている実験施設やアルミ建材の実際の製造過程を間近で見ることができ、大変貴重な経験でした。
また、YKKの精神「善の巡環」に感銘を受け、カーボンニュートラルへ向けてのリーダーシップとなる取組みやエネルギー削減を目標としたパッシブタウンの見学も勉強になりました。
参加した若手社員には、今回の視察で得た知識・経験がこれからの業務に何らかの形で役立って行くことと思います。
