高層マンションの現場見学会を行いました

福井工業大学建築土木工学科3年生の「建築施工」授業の一環として、福井市内で建設中の高層マンション現場見学会を行いました。

まず、事務所内で設計事務所さんから工事概要の説明がありまして、次に当社から高層マンション(RC造)施工の鉄筋工事・型枠工事・コンクリート工事の管理ポイントの説明を行いました。その後、見学用テントにて現場で使用されるサンプルや機器の説明をしました。実際に見て体験をしてもらった後、現場内に入り3階足場から現場の状況を確認しました。

学生さん達は、熱心に説明を聞いていただきまして、タワークレーン、コンクリートバイブレーター、配筋作業など普段見ることのない現場を見ることが出来てよかったとの感想をいただきました。

五十嵐啓准教授と学生さんの感想をご紹介させていただきます。

五十嵐啓准教授
外部足場をのぼり、コンクリート打設を間近に控え配筋作業がすすむ状況、下階の型枠が撤去され美しく打設された壁コンクリートなどを見て、工事現場のダイナミックさや繊細さが直接感じられた時間であった。

学生さん
・授業でやってきたことを実際に目で見ることが出来て、より理解を深めることが出来ました。
・1つ1つの道具や鉄筋などの材料を触ることが出来て、とても貴重な体験が出来た。
・鉄筋が丸見えの状態を見れたのはよかった。
・コンクリートの打設、溶接しているところを見てみたいです。
・マンションの工事を実際に見たり、設計事務所の話も聞くことが出来たりするなど幅広く様々なことを知る良い機会になったと思いました。

 

建設工業新聞 2019年12月17日掲載